一人好きの結婚生活

私は恵まれていると思う。一人で行動するのが好きだということを認めてくれる夫と出会えて結婚した。だから、休日には夫婦ふたりそろって行動せねばとか、そういった類の規範を押し付けられることは一切ない。これって、よく考えたらとてもありがたいと思う。

ひとつには、夫自身も単独行動が好きなことが関係していると思う。だから、休日にどこかに出かける際には、お互い「行ってくるね。何時に帰ってくるね」とだけ言い合って、誰とどこで会うとかそういう詮索はしない。すごく気楽。

既婚者の友達にこのことを話したら、ものすごく驚かれたけれど、結婚してもプライバシーって大切だと思う。相手の何もかも知っていなければ気がすまないなんてそんな窮屈な生活、私はイヤだ。夫は夫で楽しく休日を過ごしてくれればいい。

もちろん2人で出かけることもある。映画を観にいくときなどだ。そんなときは夫に合わせて、少しキレイな感じのカジュアルを着る。ペアルックとかそういう気恥ずかしい格好をする気は全くないけれど、一応、雰囲気を合わせておくくらいはしてもいいと思って。

ちょっと前の話になるけれど、宮崎駿の『風立ちぬ』はレイトショーで観にいった。映画館を出たら、星がきらきら輝いていて、なんだか映画の続きみたいで、柄にもなく、こうやって一緒に映画を観られる人がいるのはいいなあと思ってしまった。

でも、翌朝からはまた普段どおりで、それがまた私には心地よくて、私はいい人と結婚できて良かったなと思った。ひとりひとりで、たまにだけ一緒。帰るところは一緒だけど、魂は別々。そういう関係を、私はあの黒猫みたいでいいなと気に入っている。

いい年なんだから、いい物を着るべき? (1/2) – その他(恋愛・人生相談) – 教えて!goo