そんなに塗らない

普段は日焼け止めに眉を少し書き足して口紅をつけるだけだ。肌はファンデーションを使ってこなかったことが幸いしたのか、そこそこ綺麗なので、友達の披露宴にいくときもファンデは塗らず、パウダーだけですませている。

服はネットで買ったり、古着屋で見つけることが多い。古着屋は楽しい。誰がこんなの着るんだよ、って感じの服があるかと思えば、思わぬ拾い物があったりして、宝探ししているみたいだ。ファッション誌はあまり買わない。そのときそのときで着たいものを自由に着ている。お店は服装が自由なので、お客さんの前に立つのに失礼がない程度のカジュアルで通している。

そうやって普通の女の子より浮いた化粧品代は、中古のレコードや古本を買うのに使う。近所にいい感じの中古レコード屋があって、ときどきそこにレコードを漁りに行く。レコードの音は空気の中にふわんと溶けるようで、柔らかくて好きだ。

打ち込み系の音楽より、私はやっぱり人がナマで演奏している音楽のほうがいい。夫は古い音楽に猛烈に詳しいんだけど、私はそれほどでもないので、いつも適当に勘で選ぶか、夫に教えてもらって買っている。バリー・ホワイトも夫に教えてもらった。

本は新刊もチェックするけれど、やっぱり古本屋が好きだ。旧仮名の文体が好きということもある。今の目標は内田百閒をコンプリートすること。あと少しなんだけど、その少しがなかなか難しい。

同じ内田つながりで内田樹も好きだ。へえ、そういう物の見方もあったのかと教えてくれる。読みたい本はたくさんある。死ぬまでにどれだけ読めるかな。